2012.01.16 Monday
分子栄養学における酵素と基質の親和性について
酵素のかたちは人によって違うのでビタミン必要量に個体差がでる。
例えば、副腎は、ストレスを感じるとコレステロールを抗ストレスホルモンに変換する酵素をつくりはじめる。
コレステロール
↓
ストレス → 副腎 → 酵素 →→→→→→↓
↑ ↓
↑ 抗ストレスホルモン
↑
ニコチン酸、パントテン酸、ビタミンCなど
このとき、その酵素はニコチン酸、パントテン酸、ビタミンCなどビタミンの存在下でないと仕事ができない。これらの酵素の補助因子を「補酵素」と言う。
コレステロールが抗ストレスホルモンにかわる代謝が進むには、
・基質(コレステロール)
・酵素
・補酵素(ビタミン)
の三者が結合し、働くことが必要
これは鍵と鍵穴の関係にたとえることができる。(鍵はコレステロールとビタミン、鍵穴は酵素。鍵が鍵穴に対してぴたりと合えば、この反応はスムーズにすすむ。
しかし、酵素タンパクのアミノ酸配列は、一人ひとり違う。つまり、鍵穴の形は人により微妙に異なるため、ぴたりと合う人とそうでない人が存在する。
これを個体差という。
この個体差を補う方法として摂取ビタミンを増やすのが分子栄養学である。(十分な量を投与してあとは生体にまかせる)